顔面麻痺のケース
ソレンセン式テンプラーナ早期介入療法 顔面麻痺のケース
オランダ:42歳女性
セラピスト:ハネケ・バン・バール
状 態:聴神経腫瘍が小脳と橋、脳幹の間にできたので2007年2月に手術を受けた後に顔面麻痺となった。第八脳神経(内耳神経)が切除されたため、右耳が聞こえない。
治 療:理学療法と顔の筋肉のリハビリテーションを8週間受けたが効果が見られず、回復に時間がかかっていた。
フェイシャルリフレクソロジーの施術開始:
初回来たときはすでに顔面麻痺がおこってから4か月たっていた。
瞬きができず、目を閉じることもできなかった。
目を閉じることができないため、角膜の乾燥が見られていたため、眼帯を使用していた。
口元が一方につりあがっており、疲れているときは悪化するため話しづらい状態だった。
手術を受ける前は看護師だったが復帰できずにいた。
初回のトリートメント:
● 初回トリートメントを受けている間から、クライアントは顔に変化を感じていた
● 鼻付近の筋肉が動くのを感じた
● トリートメント後は倦怠感あったが良い感触を感じていた
3回目のトリートメント:
● 2回のトリートメントでクライアントは眉毛を動かせるようになり、鼻を少し動かせるようになった。
● 全体的に良い変化が見られ始めた。
4~5回目のトリートメント後:
4回目:クライアントはよりはっきりと物を見ることができ、より体調がよくなった。深部の筋肉が機能を取り戻し始めた。
5回目:さらに元気になり、目の付近の筋肉を動かすことができた。日に数時間ずつ仕事をするようになった。
6回のトリートメント後:
● エネルギーを分散して使用できるようになってきた。とてもリラックスできるようになり、眼もほぼ閉じられるようになってきた。
● リラックスして顔の筋肉を動かせるようになってきた。
● 毎回トリートメントを受けるごとに変化を感じていた。顔の右側、特に目や耳の付近ににピリピリした感じやくすぐったさを感じることも出てきた。
● 涙を流せるようになった。
6~19回のトリートメント:
● 10か月の間、クライアントは週に一度の施術を受け続け、毎回変化を感じ続けてきた。
● 顔をしかめることができるようになり、皮膚の深い組織はよりしっかりと変化してきた。
● 額の筋肉や以前はマヒして動かせなかった部分の筋肉の動きを感じられるようになった。
● 19回のトリートメントで、体調も整い元の生活を送れるようになった。
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